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カレーパンに関する雑学!

異文化が融合した食べ物

皆さん、こんにちは!

今回はカレーパンに関する雑学をご紹介します!

サクッとしたパン生地の中から、スパイシーなカレーがとろりと溢れ出すカレーパンは、日本で長年愛されているユニークなパンの一つです。

カレーとパンという異なる食文化が融合したカレーパンは、軽食としてもおやつとしても幅広く楽しまれて
います。

その発祥や歴史には意外な背景があり、さらに近年では様々な進化形も登場しています。

この記事では、カレーパンの誕生秘話から栄養価や健康効果まで、カレーパンに関する多くの魅力を探って
みましょう。

 

カレーパンの発祥と歴史

カレーパンは、日本独自の食文化で生まれたパンの一種です。

誕生したのは大正時代で、発祥の地としては東京の「Cattlea(カトレア)」というパン屋が有名です。

このお店が日本で初めてカレーパンを作ったという説があります。

パンの中にカレーを詰めて揚げるスタイルは、カレーが西洋から日本に伝わり、和洋折衷の食文化が広がる中で生まれました。

カレーパンの人気が広がったのは戦後、特に1950年代以降で、安価でお腹がいっぱいになるパンとして親しまれるようになりました。

現在では日本全国で多様なバリエーションが存在し、専門店も多数あります。

 

カレーパンの作り方

基本的なカレーパンの作り方は以下のような手順です。

  1. カレーを作る
    ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、肉を炒めてカレー粉や市販のルーでカレーを作ります。
    ただし、カレーパンに使うカレーは具が大きすぎないようにしたり、水分を控えめにするのがポイントです。

 

  1.   パン生地を作る
    パン生地は、イースト、強力粉、砂糖、塩、バターなどを使って作ります。
    しっかりと捏ねたあと、発酵させてふんわりした生地に仕上げます。

 

  1. 成形
    発酵が終わった生地を分け、中に作ったカレーを詰めて包みます。
    しっかり閉じないと揚げたときにカレーが出てしまうので注意が必要です。

 

  1. 衣をつけて揚げる
    包んだパン生地に溶き卵を塗り、パン粉をまぶします。
    その後、油でキツネ色になるまで揚げます。

 

  1. 完成
    外はカリカリ、中はカレーの風味が広がるカレーパンが完成します。

 

カレーパンの栄養価と健康効果

カレーパンは、揚げパンであるためカロリーが高く、主に炭水化物と脂質を多く含んでいます。

中に詰めるカレーによっても栄養価が変わりますが、以下のような栄養素が含まれます。

  • 炭水化物
    パン生地に含まれるエネルギー源。

 

  • タンパク質
    カレーの具に使う肉や野菜から摂取。

 

  • ビタミンやミネラル
    タマネギやニンジンなどの野菜から摂れるビタミンAやビタミンC、カリウムなどが含まれます。

 

  • カレーのスパイス効果
    カレーに使われるスパイスには、抗酸化作用があり、代謝を高めたり消化を促進する効果があります。
    クミンやターメリックコリアンダーなどがその代表的なスパイスです。

油で揚げているため、食べ過ぎると脂肪分の摂取過多になるので、食べる量や頻度に気をつける必要があります。

 

「カトレア」とカレーパンの関係

東京都江東区森下にある「カトレア」は、カレーパンの発祥地として知られており、1927年に誕生しました。

この店はもともと「名物パン」という商品を販売しており、その一環として誕生したのが「カレーパン」です。

カトレアのカレーパンは、具沢山のカレーをパン生地で包み、衣をつけて油で揚げたのが特徴です。

カリッとした外皮とスパイシーな中身が絶妙なバランスを生み出しています。

カレーパン誕生当初は、そのユニークな食感と味わいが話題を呼び、たちまち人気商品になりました。

特に戦後の混乱期には、安価で腹持ちの良い食べ物として多くの人々に親しまれ、カトレアの名は全国に広まりました。

現在でも、カトレアのカレーパンは「元祖カレーパン」として販売されており、レトロな味わいと共に新しい世代にも愛されています。

カトレアは歴史あるパン屋ですが、伝統を守りつつも時代に合わせた商品開発も続けており、その代表的な一つがこのカレーパンです。

揚げたてを楽しめる店舗だけでなく、冷凍カレーパンなども販売されており、家で手軽に楽しめるようになっています。

 

揚げないカレーパン(焼きカレーパン)

近年、健康志向の高まりに伴い、油で揚げない「焼きカレーパン」が注目されています。

揚げる代わりに、パン生地にカレーを包んでオーブンで焼き上げることで、油分を減らしつつ、ヘルシーな食感を楽しめる商品です。

焼きカレーパンの魅力は、以下の点にあります。

  • 低カロリー
    油で揚げないため、揚げカレーパンに比べて脂質やカロリーが抑えられる。
    ダイエットや健康を気にする人にとって、より安心して食べられる選択肢です。

 

  • さっぱりした味わい
    揚げパンに比べて、さっぱりとした食感が楽しめます。
    油っぽさがないので、軽食としても適しています。

 

  • サクサクした食感
    焼きカレーパンは、表面がカリッとした仕上がりになり、揚げカレーパンとはまた違った食感を楽しめるのも魅力です。

 

  • 家庭で簡単に作れる
    焼きカレーパンはオーブンがあれば自宅でも手軽に作ることができます。
    発酵させたパン生地にカレーを包み、パン粉をつけてオーブンで焼くだけなので、手軽にヘルシーなカレーパンが作れるのです。

焼きカレーパンは、特に健康志向が高まる昨今の日本ではパン屋やベーカリーで頻繁に見かけるようになっており、揚げたカレーパンと並んで人気があります。

 

おわりに

カレーパンは、シンプルでありながら奥深い歴史と文化が詰まった一品です。

揚げたカレーパン、焼きカレーパン、それぞれに異なる魅力があり、健康を意識した現代では低カロリーの
選択肢も増えています。

時代と共に進化し続けるカレーパンは、日本の食文化の一部として今後も愛され続けるでしょう。

次にカレーパンを手に取る時、その背景にあるストーリーを思い出しながら、さらに美味しく楽しんでみてはいかがでしょうか?

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!